おっさんの映画鑑賞記録『マリアンヌ』

この作品を鑑賞するきっかけは、とある方からのオススメだった。

大抵、すすめられて観る映画は事前の期待値が大きくなり過ぎて空振りに終わるケースがほとんどだが、結論から言うとこの映画はラストでグッときた。

 

第2次世界大戦下を舞台とした物語。
すすめられての鑑賞で予備知識ゼロの状態での鑑賞だったが、全体的に飽きのこないストーリー展開と映像美、そしてブラッド・ピットマリオン・コティヤールの好演にあっという間にラストを迎えた印象だった。
物語の後半からはある程度ラストの展開を予測できたが、予測できていてなお、ラストシーンのブラピの何とも言えない表情にすべてを持っていかれた感覚だ。

 

久しぶりにブラピ出演の映画を鑑賞したが、若かりし頃のカッコ良さとはまたひと味もふた味も違った安定感のある演技に惹きつけられる。
自分も年齢を重ね、涙腺がゆるくなってきたのか。本当に泣ける。

 

世のおっさん方、同じことを忙しなく繰り返す日々の中でこんな作品を観て再び心震わし涙腺の蛇口を全開にして溢れんばかりの感動の涙を一緒に流そうではないか!